処理デキズ『黒と白』Lyric Sheet


01.斜陽

 

君のコト分からないが

僕のコト歌うよ

それでも良ければ

手を合わせよう

 

切なさも悲しみも

包める優しさが

この手にあるんだって

信じたいな


02.D.F.T

 

君の声が響く 忘れようともしないままで

瞳を閉じれば 頭の裏を掻きむしる

 

思い出した 君の声と 忘れようとしたあの日の空

数え切れない 瞳の奥のこの願い 越えていくよ

 

君の声が歌う 忘れようともしないままで

瞳を閉じれば 頭の裏を掻きむしる

 

この世界は

 

思い出した 君の声と 離れていく その景色が

数え切れない 瞳の奥の その思い 崩れ落ちる

 

忘れたいよ 君の声も ごめんよ その背中も

歌え声が 聴こえてきた

心はもう カウントダウンなのか


03.走馬灯

 

聞こえてきたのは 打ちつける雨と

近づいてくる 革の靴の音

歩道橋の上 君が泣いている

景色は流れ 感覚 走馬灯

 

光に遊ばれ 闇を怖がって

部屋でうずくまる 呼吸を抑えて

世界の終わり 確かめる度に

瞳は冷めてく それでもまた今

 

此処から 時が来るって事も 分かっちゃいるが

探しに 行こう 行こう?

 

踵は重いし 喉は乾いてる

爆発的な 躍動をこらえて

今 目の前の 鈍色の空は

否定的な君を 優しく包んで

 

『全てを見たら確かめよう』と 分かっちゃいるが

探しに 行こう 行こう?


04.スイ

 

あと少し 君の肩に届く距離

それなのに

どうしても掴めない 春の中 消えていく

 

このままでいいなんて 思ってもないけれど

温かい 生き地獄 溺れていく 息もできず

 

冷たい水の中 あの太陽を目指して

 

歌っていくよ この想いを

この声が枯れ果てても

 

あと少し 君の肩に届く距離

それなのに

どうしても掴めない 春の中 消えていく

 

このままでいいなんて 思ってもないけれど

温かい 生き地獄 溺れていく 息もできず

 

やっと掴んだ その時に

君はどんな顔してる?

まあ いいか 俺がそう 笑えたら

 

歌っていくよ この想いを

この声が枯れ果てても


05.トロイカ

 

ああ 今も

この世界になにか求め続けて

たしかに君は此処にいたはずなのに 消えた

最後に 君のはじまりを見てから出ていくよ

何度も 踵を打ち鳴らして

 

衝動が 俺の手の平が

空を掴もうと必死にはしゃいでる 声が

 

ああ 君の

コトばかり考えてしまうけど

ああ 今も

この高鳴りを止められずに

 

崩れ去っていく 頭上の景色が

夕日に映えて 雪みたいに見えて 落ちる

 

たとえこの目が 色 無くしても

君の白はちゃんと生きてる


06.シャッター

 

灰色の朝焼け 屋上にいる 耳を澄まして

貯水塔のカラスが 淋しそうに 嘆いている

 

瞳に映る景色は 霞んで 潰れた

確かに ここに 立っている

 

光 螺旋 雨

 

生きている 理由は どうしてなのか分からないけど

確かに響いている 君の音楽が ここにはあるよ

 

灰色の朝焼け 屋上にいる 耳を澄まして

貯水塔のカラスが 淋しそうに 嘆いている

 

瞳に映る幻に ゆらゆら 邪魔され

それでも灯りを見つけた

 

光 螺旋 雨


07.落陽